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広告ノウハウ・ナレッジ

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【初心者向けガイド】バナー広告とは?種類やメリット・デメリットまで徹底解説

バナー広告とは

バナー広告とは、Webサイトやアプリに表示される画像や動画形式で表示される広告です。
ユーザーの視覚に訴えることで、ブランドの認知向上や商品・サービスへの興味を引き出す役割を果たしています。

バナー広告は主に、ユーザーがWebページを閲覧中に目に入る位置に配置され、興味を引く画像やメッセージを通じてクリックを促す広告です。
ブランドの認知向上やターゲットユーザーへの効率的なリーチにおいて重要な手法となっています。

バナー広告の出稿方法

バナー広告の出稿方法は、主に2つあります。

1.純広告(直接取引型)

純広告は、特定のWebサイトやアプリ上の広告枠を期間や掲載面などを指定して、メディアから直接購入する広告手法です。
固定された場所に広告が表示されるため、特定のターゲット層に繰り返しリーチできます。

2.運用型広告(プログラマティック広告)

運用型広告は、Google広告やYahoo!広告などのプラットフォームを利用してリアルタイムで広告を配信する仕組みです。
広告主はターゲットユーザーや予算を設定し、プラットフォームが自動で最適な場所とタイミングで広告を表示します。

バナー広告の推奨サイズ

バナー広告にはさまざまな形式があり、それぞれが異なる目的やターゲットに合わせて活用されています。
ここでは代表的な種類とその特徴、さらに推奨される画像サイズについて詳しく解説します。

1.静止画バナー

静止画バナーは、JPEGやPNG形式の画像を使用した最もシンプルなバナー広告です。
制作コストが比較的低く、読み込み速度が速いのが特徴です。
明確なメッセージやシンプルなデザインで、視覚的に訴求力を高めることができます。

推奨サイズ

  • 300×250px(ミディアムレクタングル): コンテンツと広告のバランスが良く、多くのウェブサイトで標準的に採用されている。
  • 728×90px(リーダーボード): ページ上部に配置されやすく、高い視認性を持つサイズ。
  • 160×600px(ワイドスカイスクレイパー): サイドバーに適しており、縦長で目立ちやすいフォーマット。

2.アニメーションバナー

アニメーションバナーは、GIF形式やHTML5を利用して動きを持たせた広告形式です。
複数のフレームを順番に表示することで、視覚的なインパクトを与え、ユーザーの関心を引きつけます。

推奨サイズ

  • 468×60px(フルバナー): 古くから使用されており、特に中小規模のウェブサイトで一般的。
  • 250×250px(スクエアポップアップ): 正方形のレイアウトで、さまざまなコンテンツに柔軟に適用可能。
  • 336×280px(ラージレクタングル): 視覚的に大きく、ユーザーの目を引きやすいサイズ。

3.リッチメディアバナー

リッチメディアバナーは、動画や音声、インタラクティブな要素を含む高度な広告形式です。
クリックやスクロールなどのアクションを通じて、ユーザーとのエンゲージメントを高めることができます。
これにより、より深いブランド体験を提供します。

引用: https://www.richmediagallery.com/formats/detail?formats=dv360&formatId=3d_swirl

推奨サイズ

  • 320×50px(モバイルバナー): モバイル端末向けに最適化され、小さい画面でも効果的に表示可能。
  • 970×250px(ビルボード): ページ上部に大きく配置され、高い視認性を実現。
  • 300×600px(ハーフページ広告): 縦長で詳細な情報を伝えるのに適したサイズ。

※これらのサイズは、IABの「New Ad Portfolio」に基づいており、デジタル広告業界で広く採用されています。
※媒体やデバイスによって推奨サイズが異なる場合がございます。

バナー広告の料金体系と課金モデル

バナー広告の料金体系は、広告の目的やターゲットに応じて異なる課金モデルが用意されています。
ここでは、それぞれの特徴と活用シーンについて解説します。

1.CPC(クリック課金)

CPCは、ユーザーが広告をクリックした際に課金が発生するモデルです。
広告費をクリック数に応じて支払うため、費用対効果が測りやすいのが特徴です。
特にコンバージョンを重視するキャンペーンに適しています。

2.CPM(インプレッション課金)

CPMは、広告が1000回表示されるごとに課金されるモデルです。
広告の表示回数(インプレッション)に応じて費用が発生するため、ブランド認知度を高めたい場合に効果的です。

3.vCPM(ビューアブルインプレッション課金)

vCPMは、広告がユーザーの視認可能な範囲に表示された回数に基づいて課金されるモデルです。
実際に見られた広告に対して費用を支払うため、広告の視認性を重視したい場合に適しています。

バナー広告のメリット

バナー広告は手軽に掲載でき、ターゲティング機能を活用すれば効果的なプロモーションも可能です。
バナー広告のメリットについて詳しく解説します。

視覚的な訴求力

バナー広告はテキストだけの広告とは違い、画像・動画・アニメーションを活用できるため視覚的に強いインパクトを与えられます。

また、静止画だけではなくGIFなどの動画のように動くバナーを活用することでユーザーの注意を引きやすくなります。
そのため、広告の視認率やクリック率が向上する傾向にあります。

ブランド認知度の向上

バナー広告は、まだブランドや商品を知らない潜在層にもアプローチできます。
そのため、ブランド認知を高める施策として有効です。

また「ザイオンス効果(単純接触効果)」によると、人は”繰り返し目にするものに好感を持ちやすい”と言われています。
バナー広告を複数回表示することでユーザーにブランドの印象を残し、親しみを持ってもらうことができます。

ターゲティング精度が高い

Googleディスプレイ広告(GDN)やMeta(Facebook)広告などでは、ユーザーの行動履歴や興味関心データを活用して最適なターゲットに広告を配信できます。

年齢、性別、地域、興味・関心、さらにはユーザーの行動履歴をもとにターゲットを絞り込むことができるため、無駄の少ない効率的な広告配信が可能です。

バナー広告のデメリット

広告ブラインドネス(ユーザーに無視されやすい)

ユーザーはWebサイトやアプリのレイアウトに慣れているため、意図的に広告を無視する傾向があります。
そのためバナー広告は目に入ることが多いものの、クリックされる確率は低いのが現実です。

対策としては、「記事の一部のように見せるネイティブ広告を活用する」、「目立ちすぎるバナーではなく、自然なデザインやシンプルなCTAを意識する」などの対策をおすすめします。

運用コストがかかる

バナー広告は、配信するだけでは十分な成果が得られにくい傾向があります。
また、ターゲティングやクリエイティブの改善を継続的に行う必要があり、運用コストがかかります。

そのため、「広告媒体の自動最適化機能を活用して手動運用の負担を減らす」ことや、「適切なユーザーに絞って配信することで無駄な配信を抑える」といった対策が必要です。

効果的なバナー広告のデザインと制作ポイント

バナー広告を成功させるためには、視覚的に訴求力のあるデザインと適切なメッセージの配置が重要です。
以下にそのポイントをまとめます。

1.視覚的に目立つデザイン

バナー広告は、Webサイトやアプリの中に埋もれやすい傾向があります。
そのため、背景とのコントラストを強調するといった目立つデザインにすることが重要です。

▼デザインコントラストの例
  • 背景色とテキストの色を対照的にする(例:黒背景×白文字、青背景×黄色)
  • 画像と余白のバランスを調節し、視線を誘導する

2.サイズやフォーマットの最適化

バナー広告は、広告プラットフォームごとに推奨サイズが異なります。
最適なサイズを選ぶことで、クリック率向上につながります。

バナー制作のおすすめツール紹介

バナー広告を制作する際、専門的なデザインスキルがなくてもプロのような仕上がりを実現できる便利なツールが数多く存在します。
特に厳選した2つをご紹介していきます。

Canva

https://www.canva.com/

初心者からプロまで幅広く支持されているデザインツールです。
豊富なテンプレートや素材が揃っており、デザインの経験がなくても魅力的なバナーが簡単に作れるのが特徴です。
時間やコストをかけず、プロ品質のバナーを作りたい方におすすめのツールです。

Adobe Express

https://www.adobe.com/jp/express/

Adobeが提供する、シンプルで強力なデザインツールです。
特にAdobe製品との連携が強みで、PhotoshopやIllustratorを活用するプロにも最適です。
無料版でも高品質なデザインが可能で、デザイン初心者からプロまで幅広く使えるおすすめのツールです。

まとめ

バナー広告は、視覚的な訴求力でブランド認知やコンバージョンを促進する効果的な手法です。
静止画、アニメーション、リッチメディアなど多彩な形式があり、目的やターゲットに応じて最適な広告を選べます。
自社に適した広告配信手法を選択し、効果的な広告運用を目指しましょう。

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株式会社グラフトンノートのデジタル広告運用は、一人の運用担当者が全媒体・全工程を一貫して担当します。
また、GA4やGoogleタグマネージャー、データフィードといったアドテクノロジーにも精通しており、技術面でも強みを持っています。

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