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ノート

NOTE

公式が正しいことばかり言ってるわけじゃないこともあるって話

あい、どうも。ビジネス支援本部2部副部長のくんぺーこと山下薫平です。

グラフトンノートの行動指針のひとつに「Correct」というものがあります。直訳すると「正しいこと」となりますね。

行動指針としては、「正しい知識を持っているか」「課題への適切なアプローチをしているか」「物事の本質を見極められているか」といったことを重視しているものになります。このあたりの価値観は流儀を参照。

グラフトンノートの一員として、この価値観には当然共感を大いに示しており、とりわけ僕は自分の性格も相まって「言葉を正しく使う」ことに敏感です。同じ1st Party Dataを使ったコンバージョンの測定機能でも、Meta広告であれば「詳細マッチング」だし、TikTok広告ならば「アドバンスドマッチング」と呼び名をきっちり使い分けるほどです(これらがどんな機能なのかは先日出たセミナーレポートをご参照ください)。

しかし、公式名称を正しく使うのは「正しいこと」だよねというスタンスではあるものの、公式名称であっても本質的には「正しくないこと」の場合もあるよなと思うこともあります。

特に違和感を覚えるのがMeta広告におけるストーリーズ広告、リール広告などの呼び方です。これらは公式名称なので、正確に言葉を使うことにこだわるのであればそのまま呼ぶのが正しいこととなります。

しかし、個人的にはこの名称自体にちょっとモヤッとしてしまいます。

ストーリーズ広告やリール広告というのは、広告フォーマットの違いというよりもあくまで広告の配置面での違いではないか?というのがその理由です(弊社の場合、Meta広告のアカウント構成として配置面ごとに広告セットを分けないからかもしれませんが)。

ひとつの広告セットからストーリーズ面にもリール面にも配信をしている場合、ストーリーズ広告用の動画素材であってもリール広告用の動画素材であっても、別々のフォーマットとして入稿をすることはないはずです。ストーリーズ広告なのかリール広告なのかをわけるのは、広告セットの設定に依存しているわけですね。それにも関わらず、さもクリエイティブ側で出しわけが可能であるかのような名称になっているのが、どうにも「正しいこと」と思えずモヤッとしてしまうわけです。

少々例えが広告運用をしている人にしか共感できない話題となってしまいましたが、ともかく公式であれば必ずしも「正しいこと」であると盲目的になってはいけないという話です。

言葉は言葉でしかないとはいえ、しっかり言葉の示すそのものの本質を理解して使っていきましょう。

表面的なものに囚われないよう気をつけつつ、本日はここまで。