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NOTE

「業績が悪い」のは事実なのか、誰か教えてください

こんにちは鎌田です。
これを書いているまさに今日、弊社の8期が終わります。

今期は事務所移転から始まり、C-POPのリリースやコーポレートサイトのリニューアルなど、いろんなことがあった期でした。

さて、期末ということは業績はどうだったのか気になるところですが、
今回は「業績が悪い」ということについて考えてみました。

広告運用をしていると、「売上が下がった」とか「前年割れしてる」とか
いろんなことを言われます。

いや実際に私は言われてなくて、社内でそういう会話が繰り広げられているのをよく耳にしています。

ここでふと思うわけです。

「業績が悪い」のは事実なんだろうかと。

決して「売上が下がってはいないのだから業績が悪いとは言えない」とかそういう事を言いたいのではありません。

「業績が悪い」という事実はどこにあるんだろうかということです。


もったいぶらずに答えから書きますと

「業績が下がった」のは事実だと感じるのですが

「業績が悪くなった」のは事実ではないと思ってしまいます。

あくまで「業績が悪いと誰か判断している」ことだけが事実なのではと。

例えば気温が下がった、つまり20℃から15℃になったら、気温は下がったのは事実です。
でも、それが「寒い」かというと、人によります。
寒い人もいれば、涼しいという人もいたり、年中暑いと言ってる人もいるかもしれません。

となると、やっぱり気温が下がったのは事実だけど、寒くなったのは事実ではなく誰かの感じ方(判断や解釈)という風に思います。
地球に人間がいなかった頃、「寒さ」はあったのでしょうか。

売上の話にもどります。

前月の売上が100万円で、今月の売上が80万円ならば、たしかに「売上が下がった」。
これは紛れもない揺るがない事実。

でもそれを見て「業績が悪い」と判断する人がいなければ、「業績が悪い」なんてことは存在しません。

どうも屁理屈みたいになってきましたが、そこから目を背けて図解します。

くどいようですが、「業績が悪いと判断する人がいるだけ」という考え方は間違っているのでしょうか。

「業績は悪くないです」なんてことを言いたいわけじゃありません。
そう思う人がいるなら、そのためになにかしらの改善策を考えます。

ただ、そうではなくて、「業績が悪い」のは事実なのか解釈なのか、というのが近頃の興味関心なのであります。

下記のような場合には必ずしも「業績が悪い」と判断しないと思うので、
やっぱり良しあしというのは事実ではなくて、人による主観的な解釈なのではと思います。

「常識的に考えたらわかるだろ」と言われても、常識とか一般論とかが大嫌いなので、認識されなければ存在しなんだよと、心のどこかで反論しなくなっちゃいます。


いよいよ認識と存在という哲学的な話になってくると、もう私の手には負えないので、どなたか教えてください。