皆さんはYouTubeをどのように利用していますか?
YouTubeで作業用BGMを流しながら家事や勉強をするなど、YouTubeを「ながら聴き」して利用する方も多いのではないでしょうか?
このように「ながら聴き」して、音声のみで利用しているユーザーに向けてアプローチできるのが、YouTubeオーディオ広告です。
では実際に”広告配信してみよう!”と思っても、どういった成果が出るのか分からず、出稿を迷う方も多いのではないでしょうか。私も同じです…。
という事で今回は、グラフトンノートの広報 黒川が、自社開発ソリューション「C-POP」を商材に、YouTubeオーディオ広告を出稿して、広告配信結果を検証しました!
私の検証結果が、皆様のお役に立てれば幸いです。
YouTubeオーディオ広告とは
検証結果の前に、YouTubeオーディオ広告にはどういったメリットがあるのか、簡単に説明していきます。
YouTubeオーディオ広告は、YouTubeを音声のみで利用しているユーザーに向けてアプローチできる広告です。
「ながら聴き」しているユーザーにはラジオ感覚で広告が流れるため、広告が与える嫌悪感が比較的少ないのも特徴です。
また、YouTubeオーディオ広告は、何かの作業中にユーザーが視聴している可能性があるため、広告が最後まで視聴されやすい傾向があります。
費用に関しても、通常の動画制作とは異なり音声のみとなるため、動画制作時に必要だった映像編集や撮影コストの削減が実現し、比較的安価に制作できるといった様に、初めての広告出稿でも挑戦しやすい広告メニューです。

今回の検証商材「C-POP」について
「C-POP」はグラフトンノートで自社開発した、コンバージョンAPIに対応するツールです。
現在Cookieレス時代と言われており、正確なコンバージョン計測をするために、コンバージョンAPIの導入が推奨されています。
弊社が開発した「C-POP」は、コンバージョンAPIの導入を、より簡単で迅速に、そしてお手頃な価格で提供することを実現した商材です。
※C-POPについて詳細はこちら
出稿設定について
「C-POP」は、事業会社で広告を配信しているマーケティング担当や広告代理店で実務を行っている方がメインターゲットとなりますので、以下のセグメントで設定しております。
目標:「C-POP」の認知拡大
予算:¥25,000(少ないと言わないでください…)
年齢層:25~50歳
興味関心:ビジネスサービス、テクノロジー、広告、マーケティング
日時:平日AM8:00~PM18:00(5日間)
入札戦略:目標インプレッション単価
入札単価:¥100
音声素材の作成について
今回使用する音声素材は、以下となります。
<原稿>
『C-POP』
エンジニア不要!最短3日!タグ設置だけでコンバージョンAPIの対応完了!
初期費用2万円、月額5千円~。
詳しくは、『グラフトンノート C-POP』で検索!
<音声素材>
・静止画像

・音声
■男性声(山下)
■女性声(田墨)
■キャラクターボイス(ぐらとん)
今回訴求の音声素材は全て自社で作成しております。
音声収録はオフィス内にあるテレキューブを使用し、収録機材は声優でもある弊社メンバー山下の持ち込み、編集は普段から広報動画を作成している私(黒川)が行ないました。
声の提供者は、声優の山下、広報の田墨、そして弊社マスコットキャラクターの「ぐらとん」です。
社内メンバーの協力により、実質無料での作成となりました!
今回の素材は、男性声、女性声、キャラクターボイスの3つで作成しました。
読み上げる原稿は統一しておりますので、今回の興味関心層にはどういった声が刺さるのかを検証したいと思います。
YouTubeオーディオ広告の結果と考察
それでは、YouTubeオーディオ広告で配信した、5日間の広告配信結果と考察を述べていこうと思います。
<配信結果>
・配信結果数値

・セグメント結果数値

今回出した指標は、費用、表示回数、クリック数、動画視聴率です。
また、興味関心層でどのユーザー層に配信されたのかを見るため、セグメントごとの数値も合わせて出しました。
YouTubeオーディオ広告の特性である”最後まで視聴されやすい”というのは、100%再生された動画の項目が約98%ということから、事実であると言えますね。
表示回数を見ていくと、3つの素材がバランスよく表示されていました。
動画視聴率が同程度の成績ということから、素材ごとの偏りが無かったと推測できます。
(ユニークユーザーについても見たかったのですが、残念ながらそこまでは確認できませんでした…。これからのアップデートに期待したいですね!)
また、今回は商材のターゲット層に合わせて「テクノロジー」や「ビジネスサービス」層に配信ボリュームが出るように設定しております。
セグメントごとに見ると、狙ったターゲット層にアプローチ出来た事が分かります。
もう少し配信期間が長くなると結果も変わってくると思いますが、今回の結果が1週間の初動の目安となれば幸いです。
今回の広告出稿により「C-POP」の検索量の増加を期待し、Googleアナリティクスを見ましたが、検索量は通常と変わらずという結果でした。
(予算が少なかったからと言わないでください…。)
今回の広告配信を通して、認知度拡大の手法としてYouTubeオーディオ広告は有効だと感じました。
また、長期間配信を続けて「C-POP」というワードを耳なじみのあるワードにしていくのが良いと思いました。

おわりに
今回の記事では、YouTubeオーディオ広告を実際に出稿した結果を記載いたしましたが、皆さんの運用のお役に立てましたでしょうか?
YouTubeオーディオ広告は小額から出稿可能なため、初めて出稿する場合でも比較的挑戦しやすい広告メニューかと思われます。
グラフトンノートは広告運用のエキスパートでもあるため、初めての広告出稿の際でもご気軽にご相談くださいませ。
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